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サントリーホール:都響プロムナード,梅田指揮,山本contrabass [音楽時評]

6月23日,サントリーホール東京都交響楽団のプロムナード・コンサート梅田俊明,コントラバス山本修,コンマス四方恭子を聴きに行って来ました.

とにかくサントリーホールのブルーローズでヘンシェル・クァルテットの低レベルの演奏会を3日も聴かされてから,他の何を聴いても良く聴こえる感じがしてしまうのは有り難いことです.

梅田俊明さんは,前に日本音楽コンクールの本選会の指揮で凡庸に聴こえてから,あまり買っていなかったのですが,今日の都響の指揮はたいへん良かったと思います.

プログラムは,ロシアモノで
ムソルグスキー:   交響詩「はげ山の一夜」(リムスキーコルサコフ編)
クーセヴィッtキー:  コントラバス協奏曲 嬰へ短調 作品3
        ※※※※※※※※
リムスキーコルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」 作品35(ヴァイオリン独奏/四方恭子)
でした.

「はげ山の一夜」はやや怪奇的な作品ですが,曲の構成が優れているので聴く機会の多い作品です.それを梅田俊明がまことに纏まりよく聴かせてくれました.都響が弦も菅も良く鳴っていました.

コントラバス協奏曲はヘンシェル・クァルテットを批判したNew York Times の記事に,チェロがコントラバスのように弾いていたとあったのを思い出しましたが,山本修のコントラバスは音量は穏やかで終始一貫してまことに美麗な音の演奏で,感嘆しました.チェロの批判としては,図太くって濁った音の意味で使われるのですが,この協奏曲のAllegro/Andante/Allegro の3楽章は,まるでチェロ協奏曲を聴いているような柔和な美しい響きで一貫していました.

「シェヘラザード」は千夜一夜物語の語り手、シェヘラザードに基づいた作品として有名で,
第1楽章《海とシンドバッドの船》
第2楽章《カランダール王子の物語》
第3楽章《若い王子と王女》
第4楽章《バグダッドの祭り,海,船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲》
の4楽章構成ですが,各楽章が波瀾万丈で,テンポ変化に富んでいます.また,シェヘラザード主題(ソロ・バイオリン)と王の主題(チェロ)が循環して現れ,見事な統一性アル交響曲として作曲されています.
演奏では,冒頭から何度も繰り返されるシェヘラザード主題の循環が,四方恭子さんのヴァイオリンでまことに華麗に演奏されて未だに耳に残っています.チェロのソロも綺麗でしたし.金管,木管の
演奏もたいへん素晴らしい演奏で,静かに全曲が閉じられるのが惜しいほどに,都響の好演が目立ちました.
梅田俊明さんにも敬意を表したいと思います.

とにかく3人東京都響の演奏の充実振りは頼もしい限りです.

 

 


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