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JTアートホール室内楽シリーズ;ベートーヴェン・ピアノ・トリオ [音楽時評]

7月3日,JTアートホールに,その室内楽シリーズ;練木・徳永・堤のベートーヴェンピアノ・トリオ演奏会Iを聴きに行って来ました.

出演者は,
練木繁夫;piano
徳永二男;violin
堤 剛;Cello
でした.

プログラムは,
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1-1
          ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1-2
          ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1-3
という,初期の作品3曲でした.

ベートーヴェンの初期の作品が,総て4楽章構成で書かれていたことは驚きです.
また,モーツアルトやハイドンの影響を残す11-1から次第にロマン主義の色合いへの動きを感じさせる3曲が纏めて弾かれたことに意義が認められます.

Allegro/Adagio cantabile/Scherzo:Allegro assai/Finale:Presto
Adagio~Allegro vivace/Largo con espressione/Scherzo:Allegro/Finale:Presto
Allegro con brio/Andante cantabile con variazioni/Menuetto:quasi alllegro/
                Finale:Prestiissimo

という3曲の4楽章構成ですが,その構成の変化にも興味が持てます.

ただ,成熟した3人の名手によるとはいえ,1回の演奏の中から,こうした変化を感じ取ることは困難でした.

ただ,3曲の内,最終曲だけが,静かに閉じられたのは強く印象に残りました.

むしろ,選曲法として,ベートーヴェンは第11番までナンバーの付いたピアノ三重奏曲を作曲しており,それに断章など未完を合わせると15曲同種の曲を作曲していますから,初期,中期,後期くらいから1曲ずつ選曲するのも1つの選曲法ではないかと考えます.
今回が,ベートーヴェンピアノ・トリオ演奏会Iとなっていて,続編が期待されるだけに,ちょっと趣向を変えていただければ有り難いと思います.


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